路線バス運転士

教えてくれる先輩。日々ふれあうお客様。あたたかい人たちに、支えられています。
プロフィール
岡田 博(仮名) / 45歳
路線バス運転士 中途入社2年目
半導体製造装置のメーカーで製造を経験した後、2013年7月に名阪近鉄バスに転職。大垣市を中心に、日々安全運転でお客様を目的地までお届けすることを大切にしている。
路線バス運転士
「あのバス停は見逃しやすいから、速度を緩めて」いつも、先輩が気に掛けてくれています。

やさしい先輩が多くて、何でも教えてもらえるのは名阪近鉄バスのイイところだと思いますね。「あのバス停は、木に隠れて見逃しやすいから、交差点を超えたら少し速度を緩めたほうがいい」とか、「お客様と接するときは、こんな気くばりをすると喜ばれるよ」とか。実は路線バスの運転って、ただ時間通りに運行できれば良いというものではなく、地域や道ごとにバスを走らせるコツが求められる仕事です。

例えば、お客様が待っているのを見落として通過しないように待合所が確認しづらいバス停を頭に入れておくこと。カーブミラーが無くて事故につながりやすい場所などを把握しておくこと。近くに病院があるバス停では、年配のお客様の乗り降りに配慮すること。これらはすべて経験を積むことで分かっていくものですが、名阪近鉄バスなら、路線バスの運転士として長年経験を積んだ先輩たちが、そうしたコツを教えてくれます。未経験で入社した私でも毎日不安なく運転ができているのは、先輩たちがいるからですよ。

路線バス運転士
路線バス運転士
ちょっとした道案内や挨拶でも、お客様とのふれあいが嬉しい。

路線バスの運転士は、お客様との会話も多い仕事。特に、バス停から“お客様が行きたい場所”への道を尋ねられることなんて、しょっちゅうです。もちろん尋ねられたら、丁寧にお答えすることを心がけています。毎日、担当エリアを運行する私たちですから、そのエリアのことは何でも知っている自信があるんです。「その和菓子屋さんは、バス停を降りて角を曲がればスグですよ」なんて説明したら、感謝してもらえます。とても嬉しい瞬間ですね。

また、担当する路線によっては、狭い山道を通ることも。「こんな狭い道をスムーズに運転できるなんて、すごいですね」と声を掛けていただけると、ちょっと誇らしげになります。子ども達から尊敬の眼差しをもらうのも、嫌ではないです(笑)。

こうしたお客様とのふれあいがあることも、運転士のやりがいの一つだと思います。黙々と運転するだけの仕事と思われますが、それは間違い。お客様との交流が多いのが、名阪近鉄バスの運転士です。

※個人情報保護の観点から、社員名は仮名となっています。